まるで梅雨時のような天気が続いています
天気予報は明日もあさっても雨のようです
雨は嫌いではありませんが
洗濯物が乾かなくて困ります
部屋中洗濯物でいっぱいで・・・
寝るのにもうっとうしい位干してあります
夕飯の片付けが終わって
「ねえパパ 明日も雨みたいだし
コインランドリーに乾燥だけかけにいって来ようかな」
生乾きの洗濯物を袋に入れながら聞きました
一緒に行ってくれるのをちょっとは期待していたけど
「雨降ってるし こうちゃんと留守番してるわ」との冷たい返事が・・・
まあ 期待していなかったし
一人だとちょっと冒険も出来るし・・・
近くにはコインランドリーが二つあります
どちらも車で5〜6分以内です
片方は最近出来た大型のコインランドリーでいつも込んでいます
もう一方は小さくて新しいお店にお客を取られたのか
誰もいない時が多いのです
そしてこちらには防犯カメラが設置されてないのです
コインランドリーは
雨の日曜日のこの時間誰もいなく閑散としていました
半分乾いているから10分でいいかな
乾燥機は10分単位で設定出来ます
持ってきた衣類を乾燥機にいれ
お金を入れてスイッチを入れました
静かだったガラス張りの店内に機械音が響きます
ガラスの下半分は曇りガラスになっています
座っていると顔だけしか出ません
外の雨はまだ降っています
駐車場に面した道路にも車が通る音もしません
10分なんてあっという間でした
乾燥機から出してみるとまだ重なった部分が
少し湿っていました
「もう一回10分かけようかな」
誰もいない無人の建物 多分誰にも見られない
そしてTシャツを脱ぎ
ブラを外し
ショートパンツをその場にすとんと落とし
それらを乾燥機の中に入れました
今身につけているのは白い小さな下着だけです
お金を入れスタートボタンを押すと
もう後戻りは出来ません
ここに誰かが来たらどうなるんだろう?
車の音
ライトの灯り
その度に高鳴る胸の鼓動
たったままガラスに近づき
外からはどんな見え方だろう?
ガラスに映っているのは裸の自分だけ
誰も来てほしくない
でも誰か来て 恥ずかしい私を見て!
心の葛藤が冷房が効いているはずの空間なのに
体は暑く火照り股間はさらに暑く湿っています
先ほどの10分と同じに思えないくらい
長く感じた10分間がアラームの音とともに終わりを告げました
- 関連記事
-