管理人のローリーです
「よく出来ましたね、報告を読んで玲奈の緊張感と興奮する様子が
手に取るように伝わってきたよ。
玲奈は露出の素質を持っているようだ。
これからさらに開花させていこう。
玲奈のがんばりを楽しみにしてるよ。
では次の指令を与える。
家から公園のトイレまで下着姿で行き用を足してくること
ただし、ドアは開けたままにする、
今度は男子トイレで挑戦してみよう、昼夜の時間は問わない」
とあります
ほめられると嬉しいものでまた実行しようとする気持ちになります
でもやっぱり昼間は危険すぎて無理です
同じく夜に実行しようと思います
私が住むマンションは先沿いの道を挟んだ所に建っています
線路の向こうに見える公園は直線的には凄く近いのですが
行くには100メートルほど線路添いを歩いて
踏切を超えなくては行けません
小さな踏切なので夜間にはほとんど車は通らないのですが
それでもまるっきりゼロではありません
駅前にコンビニがあるので遅くまで買い物に行く人もいます
問題なのはマンション3階からの通路と玄関です
夕方以降になると耿耿と灯りが灯るのです
誰にも会わないといいのですが・・・
夜10時を過ぎました
主人は今日も終電で帰ってくるとメールが入ります
意を決して玄関で服を脱ぎ始めます
ジーンズを下ろし、シャツのボタンを外す指が震えています
白のブラとショーツ姿でスニーカーを履きます
誰かに見られたらなんて思われるでしょうか
玄関のドアを開けるだけで胸が大きく上下して
心臓が破裂しそうになります
勇気を持って第一歩を踏み出します
そおっとドアを開け閉めして
鍵をかけますが手が震えて鍵穴に巧く入らない
こんな時に誰かが来たらと思うと尚更焦ります
やっとカチリと音がして閉まりました
手に持っているのはスマホと鍵を入れた小さなポシェットのみです
ポシェットを襷がけにして一歩踏み出します
エレベータは誰かに会うと危険なので
階段を使って下りていきます
3階から2階の途中で下から声が聞こえてきました
何人か階段を上ってくるようです
慌てて引き返します
家族で外食した帰りだったようで
「おいしかったね、またお寿司食べにいこうね」
子供の声と2階でドアの閉まる音がして一安心
様子を見ながら一気に駆け下りることにしました
時間をかけるほど誰かに見られる可能性が大きいと思った
玄関を出るまで人はいません
線路沿いの道は狭い一方通行なので
車は少ないのですが来たら隠れようがありません
なんとか踏み切りまでたどり着いたとき
「カンカン・カンカン」と遮断機が下りていきます
こんなところにいたら電車の窓から丸見えになる
瞬間的に下りる遮断機をかいくぐって走り出していました
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